逃げ恥最終回ありがとう!!「生きていくのは面倒くさいこと」「年齢の呪縛」「家事労働の対価」。ニート主婦は考えさせられました。
ゆるもふです。
今期話題になっていた「逃げるは恥だが役に立つ」というドラマ、皆さんは見ていたでしょうか!?
私は何を隠そう、原作からのファンでした!!
2、3年前に初めて1巻を読んで、なんて面白いんだ!!!と、続きが出るたびに買って読んでました。
「ドラマ化したらいいなぁ~」ってずっと言ってたら、まさかのこの「逃げ恥」フィーバー!!!(*・∀・*)
2、3年前は、小さな本屋さんに置いてなくてネットで買ったりしていたのに!
仕事を失った高学歴女子が、彼女いない暦=年齢のエリート草食系男子と形だけの結婚をし、給料をもらって家事をするというストーリーで、
主婦になってからモヤモヤしている私には、かなり共感できる内容です。
高学歴女子の就職難とか、未婚率の上昇とか、色々と社会問題がてんこ盛りで、本当に考えさせられるドラマでした><
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「生きていくのって面倒くさいんです。」というセリフ
そんな「逃げ恥」最終回の中で、主人公の結婚相手である平匡さんのある台詞が心に突き刺さりました。
主人公のみくりはプロポーズを受けたことで、家事労働の対価がどうなるか・・・という部分にモヤモヤして心を閉ざしてしまい、
「こんな面倒くさい生活をしなくても、平匡さんのプロポーズを喜んで受けてくれる人は沢山います。」と言ってしまいます。
そうしたら平匡さんが、
「面倒を極限まで避け続けたら、歩くのも食べるのも息をするのも面倒になって、限りなく死に近づくんじゃないでしょうか。生きていくのって面倒くさいんです。」
・・・と言うんです。
そして、「それは一人でも二人でも同じで、どっちにしても面倒くさいんだったら、一緒にいるのも手じゃないでしょうか?」・・・と。
私はこの言葉にハッとしました。
私はまさに、面倒くさいことを避けて避けて、避けてきたことで、今の状況に陥っているような気がしました。
朝起きるのが面倒くさい。
働くのが面倒くさい。
人と会うのが面倒くさい。
家事が面倒くさい。
食事を作るのが面倒くさい。
食べるのが面倒くさい。
こうやって面倒くさいことをすべて避けていたら、
人間関係が希薄になって孤立してしまいました。
体も心も弱りきってしまいました。
そして、
「何のために生きてるんだろう?」
「生きることの目的って何なんだろう?」
・・・ってなりました。
平匡さんの言葉に気づかされました。
生きることに目的なんてないんじゃないかな!?・・・と。
「生きること=面倒くさいこと」で、
ただひたすら毎日、面倒くさいことをこなしていくことが、
生きることなんじゃないかなと・・・。
だから、面倒くさいことを避けてちゃいけないんですね。
それこそが生きることなんですね。
なんかめっちゃ哲学的ですよね(TωT)
このまえ本で読んだ、アドラー心理学の考えにも近いような気がします!
人生に目的はなく、 その瞬間瞬間に打ち込むこと。
ただひたすら、面倒くさいことをこなすこと。
これが大事なんですね。
平匡さん、本当にありがとう!!!逃げ恥ありがとう!!!
原作からして、めちゃくちゃ考えさせられる内容なのですが、ドラマは更に名言が多い!!!
この言葉に渇を入れられ、私は挫折していたジム通いをまた始めました。
面倒くさいし、家に籠もっていた方が楽・・・と思っていたけど、
面倒くさいこともやらなきゃいけない!と立ち上がりました(笑)
思い切って、一駅先のジムに行ってみたら、低価格ですごくサービスがよくて、ここなら通い続けられるかも!
一度挫折したからって、別の方法も試してみないとわからないですよね^^
無償の家事労働、どこまでこなせるか・・・
主人公のみくりの家事労働に対する考え方も、すごく共感できました。
みくりは、主婦の労働は最低賃金で働くことと似ている!!・・・って言うんですけど、まさにそうかも!と思いました。
住まわせてもらって、食べさせてもらってるんだから、家事を完璧にこなして当たり前・・・っていうのは違うのかなと・・・。
みくりや私みたいに、対価や評価を求めてしまうタイプは、
誰からも評価されない無償労働に対して、やる気を出すのが難しいのだと思います・・・。
私からすると、毎日ご飯を作って後片付けをして、洗濯をして・・・って作業だけで、十分元を取っているような気がしてしまいます。
そこへもって、旦那が部屋を散らかしたまま片付けなかったりすると、
「それも私がやらなきゃいけないことなのかな!!!!?」・・・ってイライラしてしまいます。
特に私は元から家事が好きではない方なので、家事だけをやっていると、
「家事をするために結婚したんじゃない!!」・・・と思ってしまうのです(ノω`;)
そこはみくりと平匡さんみたいに、ちゃんと話し合って、だましだましでもやっていくのがいいのかもと思いました。
私も、今まで面倒くさいと避けていた家事もなるべくする代わりに、旦那にも部屋を散らかさないようにしてもらう。
そうやって家の中のストレスを減らしていくのも手かもしれないと思いました。
「逃げるは恥だが役に立つ」という言葉の意味
そもそも「逃げるは恥だが役に立つ」って、
今は逃げていたとしても、その経験がこの先役に立つこともあるよ。
・・・って意味ですよね。
私が今、専業主婦になっているのも一種の「逃げ」だと思うので、
(そもそも仕事が嫌で結婚したから、結婚自体が「逃げ」だったかもしれない)
そういう選択でもいいんだよ、いつか役に立つ日が来るよ!
・・・と、改めて励まされている気分になりました。
twitterで誰かが書いているのを見たけど、色んな状況にいる人に当てはまりますよね。
ブラック企業で働いている人とか、いじめに遭っている子とか・・・。
時には逃げたっていいんだよ!!!
・・・っていう、すごいメッセージが込められた言葉ですよね。
女性の年齢についての呪縛
もう一つ、私がハッとした言葉。
百合ちゃん(みくりの叔母でアラフィフ独身のキャリアウーマン)のセリフですが、
年下の女性から歳について喧嘩売られるシーンで、
「若さに価値を見出しているのね。今あなたが価値がないと切り捨てたものは、この先あなたが向かって行く未来でもあるのよ。」
「自分がバカにしていたものに自分がなる。それってツライんじゃないかな?」
「自分に呪いをかけないで。そんな恐ろしい呪いからはさっさと逃げてしまいなさい。」
・・・と言うのです。
うわーーーー!!!・゚・(ノД`)・゚・
胸にグサっときた!!!
私は若い頃、まさにそういうタイプでした・・・・。
若さだけに価値を見出していた気がする・・・。
今考えても恐ろしいけど、10代後半~20歳位の頃、25歳を超えたらオバサンだと思ってた・・・。
いい歳して夢を追ってるな~・・・とか、30代で結婚してないなんて婚期を逃してる・・・とか心の中で思ってた・・・・。
なんでそんな考え方をしていたかわからない、もしかしたら「世間の常識」みたいなものに、すごく縛られてたのかもしれない。。
ハッキリ言えることは、
若い頃そういう考え方をしていた人は、歳を取ると年齢の呪縛に苦しむことになるのです・・・。
私は30代になってから、毎年歳を取るのがツラくてツラくて、
若い子へのコンプレックスが半端なくて、
こんな歳から新しいことは何も始められない・・・って、
ただ漫然と歳を取っている今の状況に焦りしか感じなくて・・・。
私は、年齢にすごく囚われていたんだなって思いました。
それはやっぱり呪いだったんですね。
そんな呪いからは早く解放されなきゃいけないんですね。
百合ちゃんのセリフに、本当に勇気をもらいました。
若さだけに価値を求めるのはやめようと思いました。
これからどんどん歳を取っていくけど、歳を取ることに焦りや不安を感じることなく、やりたいことをやったり、その年齢を楽しんだりしていけたらいいな~と思います。
逃げ恥にこんなに考えさせられるとは!!
ドラマは終わってしまったけど、コミックの最終巻がまだ発売されていないので、楽しみにしようと思います♪
スペシャルドラマや2作目も待ってる!!!*゚。+(n´v`n)+。゚*
★ブクマお返事です!
逃げ恥イラストかわいいです(*^^*)わたしもヒラマサさんの言葉にはハッとしました!
ありがとうございます!!(〃▽〃)平匡さん、すごくいいこと言ってましたよね!!
逃げ恥は色々考えさせられるし、勇気をもらえるドラマでした~~(*´ェ`*)
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第8話公開しました。
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