ダンスするように生きる。アドラー心理学の教え「嫌われる勇気」を読みました。
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ゆるもふです。
この間、ベストセラーの「嫌われる勇気」という本を読みました。
アドラー心理学について対話形式ですごくわかりやすく書かれている本です。
すごく有名だし知っている方も多いと思います。今度ドラマ化されるらしいですね!?
最初は「嫌われる勇気」ってタイトルだけを見て、
「別に人に嫌われたくないって思ってるわけじゃないし自分の悩みとは関係ないかな?」
・・・と思ったのですが、読んでみてめっちゃしっくりくる!!!
こりゃベストセラーになるのもわかる!!!・・・と思えるような熱い本でした><
ところで私、ブログによく本の紹介を書いているので、
読書が好きな人っぽいですけど、特別読書好きでもないんですよね(^^ゞ
自分が今の状況を脱するために何かヒントはないだろうか!?
・・・と思って色んな本を読み漁っているような状態です。
ヒントになりそうな本しか読まないのです(小説とか一切読まない・・・)
でも色々読んでみて、少しずつ気持ちが楽になっているような気がします。
もうそろそろ、本を読み漁るのをやめにしてもいいかも!?・・・というような気もしてきました。
やっと答えが出てきたような???
前置きが長くなりましたが、覚書程度に、この本の感想をまとめてみたいと思います。
「目的論」について
この「嫌われる勇気」で私が「ああ!!」…と衝撃を受けたのは、
アドラー心理学でいう「目的論」についてです。
人はみな、なにかしらの目的に沿って生きている、という考えです。
過去の原因があって今の状態があるわけではなく、
目的が先にあって今の状態になっているというのです。
私は結婚してからずーーっとモヤモヤとした不調が続いていて、苦しい日々を送ってきたのですが、
それはもしかして「実家に帰りたい」・・・・という目的を満たすためなのでは!?
・・・とふと気づきました。
私は心の中で、遠くに嫁いでしまったことに納得が行っていなくて、
「実家に帰りたい」という目的があって、今の状況が続いているんじゃないかと・・・。
実際、今年8月から2ヶ月ほど実家に帰りました。
あの時は、もうどうしようもない。実家に帰るしかない!!!
・・・と思ってました。
見事その目的を果たしたのです・・・・(;´∀`)
アドラー心理学ではトラウマを否定しているそうです。
「過去」に何か原因があるから「今」の状態があるんじゃないか・・・
という一般的な心理学の発想とは真逆の考え方です。
「過去」は一切関係ない・・・という考えにはめちゃくちゃ勇気づけられました!!
・・・というのも、調子を崩してからカウンセリングを受けたこともあるのですが、
どんなカウンセリングも「過去」を掘り下げようとするのです!
「過去」に原因があるんじゃないかと、探って探って探られまくります!
私はこれがどうしても納得いきませんでした。。
わざわざ金払ってなんでツライ気持ちにならねばならんのや!!!と・・・・。
(しかも原因がわかったところでどうにもならない。)
過去は関係ない、今何をするか・・・、という考えの方が絶対にしっくりきます。
また、アドラー心理学に「すべての悩みは対人関係の悩みである。」という考えがあります。
私は、人間関係で特に悩んでいるわけじゃないな~~・・・・と思ってたのですが、
よくよく考えてみると、私は人付き合いが苦手。
人付き合いが苦手すぎて、誰にでもいい顔をしようとする。
結果、慎重になりすぎて、疲れる。対人関係から逃げる。
・・・・を繰り返しているような。。。。。
そのせいで孤立してしまうのです。
これって、まさに「嫌われる勇気」を持てって話じゃないか!!!Σ( ̄□ ̄)
共同体感覚について
アドラー心理学では、「人にどう思われるかは関係ない。」
「自分が何をするか。」にかかってくるというのです。
「共同体感覚」という、どこかに所属しているという感覚がすごく重要で、
その中で「他人に貢献している」という感覚を持つことができる。
共同体といっても、会社や学校のような組織・・・だけを意味するのではなく、
もっと広い意味で考えるのだそうです。
小さいものだと「家族」から、大きいものだと「地球」とか「宇宙」まで(ノ∀`)
私はこの地球の一員なんだ!!!・・・・って思えればいいってことですよねw
めっちゃスケールでかいww
そして、他人はみんなその共同体の「仲間」なんだって思えば、
劣等感もなくなってくるのだそうです。
その仲間に対して、自分は「どれだけ貢献しているか」っていう意識が大事なのだとか。
そして、他人からの承認や評価を求めてもいけない。
あくまでも自分が「貢献しているんだ」と主観的に思うことで、
「自分には価値がある」と思えるようになってくるのだそうです。
私は仕事を辞めて以来、「所属感の喪失」というものにすごく悩んできて、
無理に働きに出たりもしていたけど、こういう風に考えれば、
「働いて会社に属することだけが所属じゃないんだな~」
「会社なんて、すごくチッポケな世界なんだな~」と思うようにもなりました。
うちの旦那さんは家事が自分でできるタイプで、たまにご飯を作ってもらったりもするので、
家にいても家事も手抜きの自分は、何の意味があるんだろう???
・・・と思ったりもしてたけど、
実家から戻ってきた時の家のぐちゃぐちゃ具合を見たら、
「あ、やっぱり旦那さん一人では生活は無理なんだな。」
「私はちょっとぐらいは役に立ってるんだな。」
・・・と思うようになりました(ノω`)
他にも、かぼちゃを切っている時に、
「かぼちゃを買ったことで、かぼちゃ農家さんの役に立ってるな・・・・。」と思ってみたりw
こういう一方的な(笑)貢献感を持つことが大事なのだそうです。
確かに、こういう考え方って今までしたことなかったな~。
「収入がない自分には価値がない。」・・・とか、
「主婦である自分は無能だ。」・・・とか思っていたので(;´Д`A ```
(今書いてみても恐ろしい考え・・・)
いま、ここにスポットライトを当てる
もう一つ、私が素敵だ!!・・・と思ったのが、
「ダンスするように生きる」・・・という言葉。
登山をしていて、山頂に到達することだけを目的にしていたら、
もし到達できなかった時に、その登山自体が意味のないものになってしまう。
けれど、ダンスは踊ること自体が目的で、どこに辿り着くかは関係ない。
人生もそういう風にして生きましょう!という考え方。
めっちゃカッコイイですね!!!
ダンスするように生きる・・・という響きがカッコよすぎてしびれました(*´∀`*)
余談ですが私高校の頃新体操部に入ってました。
ヘタでしたけど、踊るのはすごく楽しかったです!!
また何かダンスやってみたいな~~・・・・。もう少し体力が回復してからになるだろうな・・・(ノ∀`)
ダンスみたいに、その瞬間瞬間に打ち込む、っていう生き方が大事なんですね~。
そして、「いま、ここ」に強烈なスポットライトを当てるのだそうです。
舞台に立って、スポットライトを浴びていたら客席は見えない。
会場全体にぼんやりと明かりが付いていたら、客席が見えてしまう。
過去や未来がぼんやりと見えてしまうというのです。
今にスポットライトを当ててたら、過去や未来が見えないのです!!
うわーーーー!!!めっちゃわかりやすい例え!!!
本の後半に畳みかけるように熱い言葉が並んでいて、感動してしまいました。
そうなんだ・・・!今にスポットライトを当てなきゃいけないんだな!と!
私は今を一生懸命生きられていないのかもしれません><
でも、この一年間くらいを振り返ってみると、(ちょうどこのブログを書き始めたのが1年前)色々と苦しんだり本を読んだりブログを書いたり、
この期間にも意味があったのかもしれない・・・と思えてきました。
苦しみながら必死に脱出しようともがいてきた・・・。
そのこと自体が自分のやるべきことだったのかも!?と・・・。
この先も、どうすればいいか、何をやっていけばいいか全然わからないですが、
とりあえず一日一日を積み重ねて行けばいいのかなとも思ってきました。
この本、青年と哲人(哲学を極めた先生)との対話形式で書かれているのですが、
何が良いって、青年が自分すぎる!!!!wwww
私が言いたいことめっちゃ言ってるーーーー!!www
・・・と思って、青年に共感しすぎて、個人的にすごく面白かったのでした。
荒ぶる青年に対して、先生がめっちゃわかりやすいアドバイスをくれるので、
本当に自分がアドバイスされているような気分になりました。
こういうアドラー心理学の考えを少しずつでも定着させていけたら、
生き方も考え方も少しずつ変わって行くのかな・・・と思いました。
ところで、このブログ、広告を貼り始めました。急に見づらくなってすみません^^;
ノリで姉とフリー素材のサイトを立ち上げたのですが、
以前googleアドセンスに登録して放置していたのを貼ろうということになり、
このブログにもついでに貼りました(^^ゞ
素材サイトも最初は広告収入を目指そう!・・・と言っていたのですが、
このアドラー心理学の本を読んでから、
ちょっとでも社会の役に立てればいいかな~という思いに変わりました(笑)
収入とか考えず、気楽な気持ちでやっていければいいかなぁと思います。
ちなみにこちらのサイトですw(^^ゞ
(いろいろブログを広げすぎて、手が回っていない今日この頃・・・)
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